ゴールドウイングはホンダのフラッグシップツアラーとして、多くのライダーに支持されている。しかし、その一方で「ゴールドウイングは後悔する?」「ダサいと言われる理由は?」「最高速はどのくらい?」といった疑問を持つ人も少なくない。実際に購入を検討する際には、デザインや性能、乗り心地、そして維持費など、さまざまな要素を考慮する必要がある。
本記事では、ゴールドウイングの基本スペックや最高速、乗って後悔する人の意見、ダサいと言われる理由などを詳しく解説する。さらに、燃費や寿命、DCTの特徴、AT免許で乗れるかどうかといったポイントも網羅している。ゴールドウイングを購入するか迷っている人にとって、後悔しないための判断材料となる情報を提供するので、ぜひ参考にしてほしい。
記事のポイント
- ゴールドウイングの基本スペックや性能について理解できる
- ダサいと言われる理由と、実際の評価の違いを知ることができる
- 最高速や走行性能の特徴を把握できる
- 乗って後悔する可能性があるポイントや注意点を理解できる
ゴールドウイングは後悔する?ダサい?最高速は?
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- ゴールドウイングの基本スペック
- 本当にダサいのか?
- 最高速はどのくらい?
- 乗って後悔する人の意見とその理由
- 寿命はどのくらい?
- 立ちゴケしにくい?倒れない仕組みとは
ゴールドウイングの基本スペック
ゴールドウイングは、ホンダが誇るフラッグシップツアラーで、高い快適性とパワフルなエンジン性能が特徴です。現行モデルの「ゴールドウイング1800」は1,833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載し、スムーズな走行性能を実現しています。さらに、7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用したモデルもあり、クラッチ操作なしで快適に運転可能です。サスペンションにはダブルウィッシュボーンを採用し、高速走行時の安定性や乗り心地の向上にも貢献しています。加えて、大容量の収納スペースや快適なシート設計が施されており、長距離ツーリングに最適な設計となっています。
本当にダサいのか?
ゴールドウイングは「ダサい」と言われることがありますが、それはデザインの好みによる部分が大きいです。大型のカウルやゆったりとしたフォルムが特徴で、アメリカンスタイルのバイクとは異なる印象を持たれることがあるためです。しかし、このデザインは快適性や空力性能を重視した結果であり、ツアラーとしての機能性を優先したものです。実際にオーナーからは「迫力があってかっこいい」「高級感がある」といった評価も多く、スタイルに対する見方は人それぞれです。また、カスタムパーツを活用すれば、より個性的なスタイルに仕上げることも可能です。
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最高速はどのくらい?
ゴールドウイングの最高速は、おおよそ180km/h前後と言われています。これは、大排気量のエンジンを搭載しているものの、あくまでツーリングバイクとして設計されているため、極端なスピードを追求していないためです。特に最新モデルでは電子制御が進化し、安全性を考慮したリミッターが設定されているため、過剰な速度は出しにくくなっています。実際の走行では、高速道路でも余裕のある巡航性能を発揮し、100~120km/hの速度域で快適な走行が可能です。そのため、最高速を求めるよりも、長距離ツーリングでの安定感や疲れにくさが魅力となるバイクです。
乗って後悔する人の意見とその理由
ゴールドウイングに乗って後悔する人の意見として、「車体が大きく取り回しが難しい」「価格が高い」「街乗りには向かない」などが挙げられます。
特に、車体重量は約380kg以上あり、低速時の操作に慣れていないと取り回しが大変に感じることがあります。また、新車価格は数百万円と高額なため、維持費やメンテナンスコストも考慮する必要があります。さらに、市街地ではサイズが大きいため、駐車やUターンがしづらく、小回りが必要な場面では扱いにくいと感じることもあるでしょう。
ただし、これらのデメリットは、長距離ツーリングでの快適性や安定感とトレードオフとなる部分でもあります。そのため、用途に合わないと感じると後悔につながりやすいですが、目的が合致している場合には満足度の高いバイクとなります。
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寿命はどのくらい?
ゴールドウイングの寿命は、一般的にエンジンの耐久性が高いため、10万km以上走行しても問題なく使えることが多いです。適切なメンテナンスを行えば、20万km以上走行することも可能で、実際に長年乗り続けるオーナーも多くいます。
耐久性が高い理由の一つは、エンジンが水冷式の水平対向6気筒であり、振動が少なく負荷が分散される設計だからです。また、DCTモデルではクラッチ操作が不要なため、クラッチ板の摩耗が少なく、駆動系の寿命も長くなります。
ただし、長く乗るためには定期的なオイル交換や点検が欠かせません。特に、走行距離が増えるとバッテリーやサスペンションなどの消耗部品の交換が必要になるため、維持費についても考慮しておくと安心です。
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立ちゴケしにくい?倒れない仕組みとは
ゴールドウイングは重量があるにもかかわらず、立ちゴケしにくい設計がされています。その理由は、低重心の車体と専用のエンジンガードが備わっているためです。
水平対向6気筒エンジンは車体の低い位置に搭載されており、重心が下がることでバランスが取りやすくなっています。これにより、停車時や低速走行時の安定感が向上し、ふらつきにくくなっています。
さらに、ゴールドウイングにはエンジンガードやパニアケースが標準装備されており、万が一倒れた場合でも車体が完全に地面に接することを防ぎます。そのため、通常のバイクよりも復帰がしやすく、立ちゴケのダメージを最小限に抑えることができます。
また、DCTモデルでは「ウォーキングモード」が搭載されており、低速での微調整が可能です。狭い場所での取り回しが楽になり、立ちゴケのリスクを減らすことができる点もメリットの一つです。
ゴールドウイングはダサい?最高速は?、後悔しない選び方
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- 燃費はリッター何キロ?
- DCTとは?特徴とメリット
- AT免許でゴールドウィング1800ccに乗れる?
- ゴールドウィングとハーレーの比較!どっちが良い?
- 生産終了はいつ?
- 中古は狙い目?購入時の注意点
燃費はリッター何キロ?
ゴールドウイングの燃費は、走行状況や運転スタイルによって異なりますが、おおよそ リッター15km〜20km 程度です。
高速道路を一定速度で巡航すれば燃費は向上し、リッター20km以上走ることもあります。一方、市街地ではストップ&ゴーが多くなるため、リッター15km前後に落ちることが一般的です。
また、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)搭載モデルは、シフト操作が最適化されているため、マニュアルモデルと比較して燃費が良くなることがあります。ただし、バイクとしては車体が大きく重量もあるため、スポーツバイクと比べると燃費は控えめです。
DCTとは?特徴とメリット
DCT(デュアルクラッチトランスミッション)は、オートマチックのようにクラッチ操作を必要としない変速システム です。ゴールドウイングでは、このDCTを搭載したモデルがあり、快適な走行を実現しています。
特徴として、2つのクラッチを使ってシームレスにギアチェンジを行うため、変速時のショックが少なく、スムーズな加速が可能です。また、シフト操作が不要なため、長距離ツーリングでも疲れにくくなります。
DCTのメリットには、以下のような点が挙げられます。
- クラッチ操作不要:発進や停止時の煩わしさがない
- 変速の最適化:燃費向上やエンジン負担の軽減
- 坂道発進が楽:半クラッチ操作が不要でスムーズに発進できる
特に、渋滞時や長距離ツーリングでの快適性が向上し、初心者からベテランまで幅広いライダーに支持されています。
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AT免許でゴールドウィング1800ccに乗れる?
普通自動二輪AT免許(400cc以下)では乗れませんが、大型自動二輪AT限定免許があればゴールドウイングDCTモデルに乗ることが可能 です。
ゴールドウイングのDCTモデルはAT車に分類されるため、大型自動二輪AT限定免許を取得すれば運転できます。ただし、この免許は通常の大型二輪免許とは異なり、クラッチ付きのマニュアルバイクには乗れない ため、取得の際は注意が必要です。
また、ゴールドウイングは車体が大きく重量もあるため、免許が取得できてもすぐに乗りこなすのは難しいかもしれません。安全に楽しむためにも、十分な練習を重ねることが大切です。
ゴールドウィングとハーレーの比較!どっちが良い?
ゴールドウィングとハーレーはどちらもツーリングバイクとして人気ですが、特徴や乗り心地が大きく異なります。
ゴールドウィングの特徴
- 静かで快適な走行性能:水平対向6気筒エンジンによるスムーズな加速
- 高いツーリング性能:DCT搭載モデルもあり、疲れにくい
- 最新技術を搭載:電子制御サスペンションやオーディオシステムが充実
ハーレーの特徴
- 鼓動感のあるVツインエンジン:独特の振動やサウンドを楽しめる
- カスタムの自由度が高い:パーツが豊富で個性を出しやすい
- クラシックなデザイン:アメリカンスタイルの伝統的な見た目
どちらが良いかは、「快適性」重視ならゴールドウィング、「エンジンの鼓動やデザイン性」重視ならハーレー という選び方になります。ロングツーリングの快適さを求めるならゴールドウィングが優れていますが、バイクの鼓動やアメリカンな雰囲気を楽しみたいならハーレーが向いています。
ハーレーについて興味がある方はこちらの記事もおすすめです。
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生産終了はいつ?
ゴールドウィングの生産終了については、現時点では 正式な発表はありません。
過去には一時的に生産が終了したことがありました。例えば、日本国内では2017年に一度生産が終了し、翌年2018年にフルモデルチェンジを経て復活しました。こうした経緯からも、現在のモデルが生産終了しても、新たな形で継続される可能性は十分にあります。
また、排ガス規制の影響で、特定の年式のゴールドウィングが販売終了になるケースもあります。今後も最新の情報をチェックし、必要なら早めに購入を検討すると良いでしょう。
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中古は狙い目?購入時の注意点
ゴールドウィングの中古車は、価格が新車よりも大幅に抑えられるため、コストを重視する人には狙い目と言えます。しかし、購入時にはいくつかの注意点があります。
中古購入時のチェックポイント
- 走行距離とメンテナンス履歴:10万km以上走行している車両は、エンジンや足回りの消耗が進んでいる可能性がある
- DCTの動作確認:DCT搭載モデルは、変速がスムーズかどうかをチェック
- 電子機器の動作:ゴールドウィングは電装系が充実しているため、オーディオやナビの動作を確認
- 立ちゴケ歴の有無:重量があるため、立ちゴケしている車両も多く、外装やハンドルの歪みをチェック
特に、定期的なメンテナンスがされていたかどうか は非常に重要です。整備記録がしっかり残っている車両を選ぶと、長く安心して乗ることができます。購入前には、実際に試乗して状態を確かめることをおすすめします。
ゴールドウイングは後悔する?ダサい?最高速はどうか
- ゴールドウイングはホンダのフラッグシップツアラーであり、快適性と走行性能に優れる
- 1,833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載し、スムーズな加速を実現
- 7速DCTモデルがあり、クラッチ操作なしでの走行が可能
- デザインは好みが分かれるが、快適性と空力性能を重視した設計
- カスタムパーツを活用すれば個性的なスタイルに仕上げられる
- 最高速は約180km/hで、高速巡航時の安定感が強み
- 車体が大きく、取り回しに慣れていないと後悔するケースもある
- 重量が約380kg以上あり、街乗りには向かないと感じる人もいる
- エンジンの耐久性が高く、10万km以上の走行も可能
- 水冷式エンジンとDCTの採用で、駆動系の寿命が長い
- 低重心設計とエンジンガードにより立ちゴケしにくい
- 燃費はリッター15〜20km程度で、大型バイクとしては標準的
- ゴールドウイングDCTモデルは大型自動二輪AT限定免許で運転可能
- ハーレーと比較すると、快適性と走行性能に優れるが鼓動感は控えめ
- 中古車は狙い目だが、立ちゴケ歴やメンテナンス履歴を確認する必要がある
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