中型免許でバイクに乗る場合、何ccまで運転できるのか、また何歳から取得できるのか気になっている人は多い。特に、バイクの免許制度は複数の種類があり、それぞれ乗れるバイクの排気量が異なるため、初めてバイクの免許を取得する人にとっては分かりにくい部分もあるだろう。
中型バイク免許（普通自動二輪免許）は、125cc以上400cc以下のバイクを運転できる免許で、多くのライダーにとって扱いやすい選択肢となる。では、具体的に中型免許で乗れるバイクの排気量や、免許を取得できる年齢、取得費用やおすすめの車種について詳しく見ていこう。
記事のポイント
- 中型免許で運転できるバイクの排気量（51cc以上400cc以下）
- 中型バイク免許を取得できる年齢（16歳から）
- 普通免許では125ccのバイクに乗れないこと
- 中型バイク免許の取得費用や期間の目安
中型免許でバイクは何ccまで？何歳から取れる？
- 中型バイク免許とは
- バイク免許の違い
- 中型バイク免許は何歳から取得できる？
- 中型バイク免許で何ccまで乗れる？
- 400ccのバイクは中型免許で乗れる？
- 250ccのバイクは中型バイク？
- 普通免許で125ccのバイクは乗れる？
- バイクの排気量一覧と免許区分
中型バイク免許とは
中型バイク免許とは、排気量が51cc以上400cc以下のバイクを運転するために必要な免許です。正式には「普通自動二輪免許」と呼ばれ、MT（マニュアル）とAT（オートマチック）の2種類があります。これにより、幅広い種類のバイクに乗ることが可能となり、ツーリングや日常の移動手段としても適しています。ただし、高速道路を利用するには、取得後1年以上が経過していることが条件です。
バイク免許の違い
バイク免許には大きく分けて「原付免許」「小型二輪免許」「普通自動二輪免許（中型）」「大型自動二輪免許」の4種類があります。
- 原付免許：排気量50cc以下のバイクが運転可能で、最も手軽に取得できます。
- 小型二輪免許：排気量125cc以下のバイクに乗れる免許で、通勤や通学に便利です。
- 普通自動二輪免許（中型）：400cc以下のバイクを運転可能で、選べる車種が豊富です。
- 大型自動二輪免許：排気量制限なしで、すべてのバイクに乗れます。 それぞれ免許の取得難易度や必要な教習時間が異なるため、目的に応じて選ぶことが重要です。
中型バイク免許は何歳から取得できる？
中型バイク免許は16歳から取得できます。高校生でも条件を満たせば教習所に通い、免許を取得することが可能です。ただし、教習を開始できる年齢は教習所によって異なり、15歳から通えるところもあれば、16歳になってからでないと入校できない場合もあります。さらに、高校生がバイク免許を取得する場合は、学校の許可が必要なこともあるため、事前に確認が必要です。
何歳から取得できるか興味がある方はこちらの記事もおすすめです。
中型バイク免許で何ccまで乗れる？
中型バイク免許では、最大で400ccまでのバイクを運転できます。これは「普通自動二輪免許」とも呼ばれ、51cc以上400cc以下のバイクが対象です。排気量が大きくなるほどパワーも上がるため、初めてバイクに乗る場合は125ccや250ccのモデルから慣れるのも良い選択でしょう。
400ccのバイクは中型免許で乗れる？
400ccのバイクは、中型バイク免許（普通自動二輪免許）で運転できます。普通自動二輪免許の上限が400ccとなっているため、それを超えるバイクを運転する場合は「大型自動二輪免許」が必要です。400ccのバイクは高速道路の走行やタンデム（二人乗り）が可能で、ツーリングにも適しています。
250ccのバイクは中型バイク？
250ccのバイクは、中型バイクに分類されます。普通自動二輪免許で運転可能なバイクであり、軽量で扱いやすいことから初心者にも人気があります。また、250ccのバイクは車検が不要なため、維持費が抑えられるメリットがあります。一方で、400cc以上のバイクと比べるとパワーが劣るため、長距離のツーリングでは物足りなさを感じることもあります。
普通免許で125ccのバイクは乗れる？
普通免許では、排気量50cc以下の原付バイクのみ運転できます。125ccのバイクに乗るためには「小型限定普通二輪免許」が必要です。小型二輪免許は16歳から取得可能で、教習所で学科・技能講習を受けた後に取得できます。普通免許を持っている場合でも125ccのバイクには乗れないため、注意が必要です。
バイクの排気量一覧と免許区分
バイクの排気量と運転に必要な免許は、以下のように分類されます。
- 原付免許：50cc以下のバイク
- 小型限定普通二輪免許：125cc以下のバイク
- 普通自動二輪免許（中型）：400cc以下のバイク
- 大型自動二輪免許：排気量制限なし このように、免許ごとに運転できるバイクの排気量が決まっています。免許を取得する際は、自分の用途に合った排気量のバイクを選ぶことが重要です。
中型免許でバイクは何ccまで？何歳から取れる？費用やおすすめモデルは？
- 中型バイク免許の取得費用はどれくらい？
- 普通免許ありの場合の費用は？
- 中型バイク免許の取得期間はどのくらい？
- 中型バイクのおすすめモデルや人気ランキング
- 中型バイクの中古購入のポイント
中型バイク免許の取得費用はどれくらい？
中型バイク免許の取得費用は、教習所に通う場合で約10万～15万円が相場です。普通自動車免許を持っている場合、学科講習が免除されるため費用がやや安くなります。一方で、免許を持っていない場合は学科講習が必要になり、費用が高くなることがあります。また、合宿免許を利用すると短期間で免許を取得できるため、時間を優先する人にはおすすめです。
普通免許ありの場合の費用は？
普通自動車免許を持っている場合、中型バイク免許の取得費用は約8万～12万円程度になります。学科試験が免除されるため、学科教習の時間が減り、費用が抑えられるのが特徴です。ただし、教習所によって料金が異なるため、事前に比較して選ぶと良いでしょう。
中型バイク免許の取得期間はどのくらい？
教習所に通う場合、取得期間はおよそ2週間～1か月程度です。合宿免許を利用すれば、最短9日で卒業可能です。ただし、繁忙期は予約が取りづらいため、計画的にスケジュールを組むことが大切です。
中型バイクのおすすめモデルや人気ランキング
中型バイクは多くのモデルが販売されていますが、特に人気の高い車種には共通点があります。以下は、人気の中型バイクの代表例です。
- Honda CB400SF – 安定した走行性能と扱いやすさで初心者にも人気。
- Kawasaki Ninja 400 – スポーティなデザインとパワフルな走りが特徴。
- Yamaha YZF-R3 – 軽量で操作性に優れ、街乗りやツーリングに最適。
- Suzuki GSX250R – 燃費が良くコストパフォーマンスに優れた一台。
- Honda Rebel 250 – クルーザータイプで、おしゃれなデザインが魅力。 これらのモデルは、それぞれの用途に応じた特長があるため、自分に合ったバイクを選ぶと良いでしょう。
中型バイクの中古購入のポイント
中古バイクを購入する際には、いくつかの重要なポイントがあります。
- 走行距離を確認：目安として1万～3万km以内が良好な状態の可能性が高い。
- 整備履歴をチェック：メンテナンスが適切に行われているかを確認。
- エンジンの状態：始動時にスムーズにかかるか、異音がしないかを確認。
- タイヤやブレーキの消耗度：交換が必要な場合は追加費用が発生する。
- フレームや外装のダメージ：事故歴や修理の有無を確認し、安全性をチェック。 中古バイクは価格が手頃な一方で、コンディションが重要になります。信頼できる販売店で購入し、試乗できる場合は積極的に行うのがおすすめです。
中型免許でバイクは何ccまで？何歳から取得できる？まとめ
- 中型バイク免許（普通自動二輪免許）で運転できるのは51cc以上400cc以下のバイク
- 16歳から中型バイク免許を取得できる
- 中型バイク免許にはMT（マニュアル）とAT（オートマチック）の2種類がある
- 400ccのバイクは中型バイク免許で運転可能
- 250ccのバイクも中型バイクに分類されるが、車検が不要で維持費が安い
- 普通免許では125ccのバイクに乗れないため、小型二輪免許が必要
- 原付免許は50cc以下、小型二輪免許は125cc以下、普通自動二輪免許は400cc以下まで対応
- 中型バイク免許の取得費用は約10万～15万円が相場
- 普通免許を持っていると中型バイク免許の費用は約8万～12万円に抑えられる
- 教習所に通う場合の免許取得期間は2週間～1か月程度
- 合宿免許なら最短9日で中型バイク免許が取得できる
- 人気の中型バイクはHonda CB400SF、Kawasaki Ninja 400などがある
- 中古バイク購入時は走行距離や整備履歴を確認することが重要
- 高校生が免許を取得する際は学校の許可が必要な場合がある
- 中型バイク免許を取得すると、高速道路を走行できるが1年以上の経過が必要
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