スーパーカブとクロスカブは、どちらもホンダの人気バイクシリーズとして多くのライダーに支持されている。しかし、スーパーカブをクロスカブ化する? どっちを買うか迷う方へのアドバイスを見つけて頂いた方の中には、どちらを選ぶべきか悩んでいる人も多いだろう。
スーパーカブは、街乗りや通勤・通学に適した実用性の高いモデルであり、一方のクロスカブはアウトドア向けのデザインと走破性を備えたツーリング向きのモデルだ。それぞれの特徴を理解し、自分の用途に合った選択をすることが重要となる。
この記事では、スーパーカブとクロスカブの違いや、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説する。また、スーパーカブをクロスカブ化する方法や、ハンターカブとの違いについても紹介。さらに、クロスカブの納車待ち期間や、購入後に後悔するポイント、口コミ・レビューなどもまとめている。
スーパーカブとクロスカブのどちらを選ぶべきか迷っている人は、ぜひ最後まで読んで、自分に最適なバイク選びの参考にしてほしい。
記事のポイント
- スーパーカブとクロスカブの基本的な違いと特徴
- それぞれのメリット・デメリットや用途に応じた選び方
- スーパーカブをクロスカブ風にカスタムする方法
- 購入前に知っておくべき納車待ち期間や口コミ情報
スーパーカブをクロスカブ化する? どっちを買うか迷う
- スーパーカブとは
- クロスカブとは
- スーパーカブとクロスカブの違いは?
- スーパーカブとクロスカブとハンターカブの違いとは
- スーパーカブ110は高速道路を走れる?
スーパーカブとは
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スーパーカブは、ホンダが製造する原付バイクのシリーズで、1958年の誕生以来、世界中で愛され続けています。特徴として、燃費の良さ、耐久性の高さ、扱いやすさが挙げられます。特に街乗りや通勤・通学に適した設計となっており、ビジネス用途でも広く利用されています。
また、レッグシールドが標準装備されているため、雨風から足元を守ることができ、快適に走行できます。シート高が低めで足つきが良く、初心者でも扱いやすいバイクです。さらに、伝統的なデザインと信頼性のあるエンジンにより、長期間乗り続けられることも魅力の一つです。
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クロスカブとは
クロスカブは、スーパーカブをベースにアウトドアテイストを加えたモデルです。シンプルなデザインとタフな装備が特徴で、オフロード風のスタイルが採用されています。
レッグシールドを廃し、ハンドル位置を高くすることで、開放感のあるライディングポジションを実現。また、タイヤはブロックパターンが採用されており、未舗装路でも安定した走行が可能です。キャンプやツーリングといったアウトドア用途にも適しており、レジャー志向のライダーに人気があります。
さらに、足回りがしっかりしており、長距離の移動でも疲れにくいのが特徴です。そのため、街乗りだけでなく、遠出にも向いているバイクといえます。
スーパーカブとクロスカブの違いは?
スーパーカブとクロスカブは、どちらもホンダのカブシリーズに属しますが、用途やデザイン、装備に違いがあります。
まず、スーパーカブは街乗りやビジネス向けに設計されており、レッグシールドが装備されているため、風や雨からライダーを守ることができます。一方、クロスカブはアウトドア向けに作られており、レッグシールドがないため軽快なデザインになっています。
また、シート高も異なり、スーパーカブは約738mm、クロスカブは約784mmと、クロスカブの方が高めに設定されています。これにより、クロスカブはアップライトな乗車姿勢となり、視界が広くツーリング向きの設計になっています。
さらに、足回りも異なります。クロスカブはオフロード向けのブロックパターンタイヤを採用し、サスペンションのストローク量も大きめに取られているため、段差や未舗装路でも安定した走行が可能です。スーパーカブは舗装道路での快適性を重視した設計となっており、軽快なハンドリングが魅力です。
このように、スーパーカブは日常使いや街乗りに適したモデルであり、クロスカブはツーリングやアウトドア向けのモデルとして、用途に応じた違いがあります。
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スーパーカブとクロスカブとハンターカブの違いとは
スーパーカブ、クロスカブ、ハンターカブはすべてホンダのカブシリーズに属しますが、それぞれ異なる特徴を持っています。
スーパーカブは街乗りやビジネス用途を重視したモデルで、レッグシールドを装備し、快適性や燃費の良さが魅力です。足つきが良く、初心者にも扱いやすい設計になっています。
クロスカブは、スーパーカブの実用性を維持しつつ、アウトドア向けにアレンジされたモデルです。レッグシールドがなく、ハンドル位置が高めで視界が広がるため、ツーリングに適しています。また、オフロード風のタイヤとサスペンションを採用し、未舗装路の走行も可能です。
ハンターカブは、より本格的なアウトドア・オフロード仕様となっており、クロスカブよりもパワフルなエンジンと強化された足回りを備えています。リアキャリアが大きく、荷物を多く積めるため、キャンプやロングツーリングに最適です。さらに、ハンターカブはフロントフォークが強化され、ギア比も低めに設定されているため、急な坂道や悪路でも安定して走行できます。
このように、スーパーカブは日常使い向け、クロスカブはツーリング向け、ハンターカブはよりアドベンチャー志向の強いバイクとなっています。
スーパーカブ110は高速道路を走れる?
スーパーカブ110は原付二種(125cc未満)のバイクに分類されるため、高速道路を走ることはできません。高速道路を走行するには、125cc以上の排気量が必要であり、スーパーカブ110の109ccのエンジンでは条件を満たしていません。
一方で、一般道では制限速度60km/hで走行でき、燃費の良さや小回りのしやすさを活かして、快適に移動することが可能です。また、高速道路に乗る必要がある場合は、スーパーカブC125やCT125・ハンターカブなど、125cc以上のモデルを検討するのが良いでしょう。
なお、スーパーカブ110でも高速道路に並行する「自動車専用道路」などを走れる場合があります。ただし、道路ごとに通行条件が異なるため、事前に確認が必要です。
スーパーカブをクロスカブ化する? どっちを買うか迷う人への選び方のポイント
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- クロスカブ後悔するポイントは?
- クロスカブが飽きると言われる理由とは?
- クロスカブは何ヶ月待ち?
- スーパーカブのクロスカブ化のカスタム方法とは?
- 乗ってる人の口コミ・感想レビュー
クロスカブ後悔するポイントは?
クロスカブはデザインや走破性に優れたバイクですが、購入後に「思っていたのと違った」と感じるポイントもあります。
まず、シート高が784mmと比較的高いため、小柄なライダーや足つきに不安がある人には扱いにくいと感じることがあります。特に停車時や押し歩きの際に、安定感がないと感じるケースがあるようです。
また、レッグシールドがないため、雨天時や冬の走行では風を直接受けやすく、寒さを感じやすい点も注意が必要です。防風性能を求めるなら、スーパーカブのほうが適しています。
さらに、オフロード寄りのタイヤを装備しているため、舗装路ではスーパーカブに比べて乗り心地が硬く感じることがあります。特に長距離を走る際は、振動や衝撃を強く感じる場合があり、快適性を求めるならシートの交換やタイヤの変更を検討すると良いでしょう。
このように、クロスカブはデザイン性やアウトドア性能が魅力ですが、足つきや防風性、快適性の面では注意が必要です。自分の用途に合っているかをしっかり確認したうえで選ぶことが大切です。
クロスカブが飽きると言われる理由とは?
クロスカブは個性的なデザインとタフな走りで人気がありますが、一部では「飽きる」と言われることもあります。その理由はいくつか考えられます。
まず、シンプルな構造と低排気量のエンジンにより、長く乗ると刺激が少なく感じる場合があります。特にパワフルなバイクに乗り慣れている人にとっては、物足りなさを感じることがあるでしょう。
また、クロスカブは標準仕様のままだと装備がシンプルで、カスタムしないと個性を出しにくいと感じることがあります。購入時の状態で満足してしまうと、変化がなく飽きやすくなるかもしれません。
さらに、用途によっては「思ったよりオフロード向きではない」と感じるケースもあります。見た目はタフな印象ですが、完全なオフロードバイクではなく、林道などでは走破性に限界があるため、期待と異なると感じることがあるようです。
ただし、カスタムやツーリングの目的を持つことで、長く楽しむことができます。クロスカブの特性を活かした使い方を見つけることが、飽きずに乗り続けるポイントといえるでしょう。
クロスカブは何ヶ月待ち?
クロスカブの納車待ち期間は、時期や販売店によって異なりますが、一般的に数ヶ月待ちになることが多いです。特に人気のカラーや限定モデルは、さらに長期間待つこともあります。
近年の需要増加に加え、バイク業界全体の供給状況によっては、新車の入荷が遅れるケースもあります。また、地域によっては在庫がなく、予約注文が必要なこともあるため、購入を検討している場合は、早めに販売店に問い合わせるのが賢明です。
もし早く手に入れたい場合は、在庫を持っている店舗を探すか、中古車を検討するのも一つの方法です。ただし、中古車は人気の高さから価格が高騰していることもあるため、新車と比較して慎重に選ぶ必要があります。
スーパーカブのクロスカブ化のカスタム方法とは?
スーパーカブをクロスカブ風にカスタムする方法はいくつかあります。最も基本的なカスタムは、外装の変更です。クロスカブのセンターカバーやサイドカバーを流用することで、見た目を近づけることができます。
また、ハンドルをアップタイプのものに交換すると、クロスカブ特有のアップライトな乗車姿勢に近づけることができます。ハンドル周りを変更する際は、配線の延長やブレーキホースの調整が必要になる場合があるため、作業には注意が必要です。
さらに、足回りを調整することで、クロスカブの走破性に寄せることも可能です。ブロックパターンのタイヤに交換すると、未舗装路でも安定した走りができます。リアキャリアをブラック仕様に変えると、よりクロスカブらしい雰囲気を演出できます。
このように、スーパーカブをクロスカブ化するカスタムは比較的簡単にできるものも多く、個性を出しながら楽しむことができます。必要なパーツを揃えて、自分好みのカスタムを施すのも魅力の一つです。
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乗ってる人の口コミ・感想レビュー
クロスカブとスーパーカブは、実際に乗っている人の評価も高く、それぞれの特性に魅力を感じているライダーが多いです。ここでは、実際の口コミや感想をもとに、それぞれの評価ポイントを紹介します。
スーパーカブの口コミ・感想
スーパーカブは「燃費が良くて経済的」「街中での取り回しがしやすい」「風や雨を防げるレッグシールドが便利」といった声が多く、通勤・通学や日常の移動に最適と感じる人が多いです。一方で、「長距離ツーリングではお尻が痛くなりやすい」「ノーマルの状態だとややパワー不足を感じる」といった意見もあり、シート交換やカスタムをする人もいます。
クロスカブの口コミ・感想
クロスカブについては、「視界が広く、長時間乗っても疲れにくい」「ツーリングに最適」「見た目がカッコよく、所有感を満たしてくれる」といった肯定的なレビューが目立ちます。特に、アウトドアやキャンプ好きなライダーからの評価が高いです。ただし、「シート高が高く、足つきが悪い」「レッグシールドがないため冬は寒い」といった指摘もあり、乗る環境によっては工夫が必要となる場合もあります。
共通する評価ポイント
どちらのモデルも「壊れにくく長く乗れる」「カスタムの幅が広く、自分好みに仕上げられる」という点で好評です。また、スーパーカブ・クロスカブともに、乗りやすさとコストパフォーマンスの良さが魅力と感じる人が多い傾向があります。
このように、乗り方や目的によって評価のポイントは異なりますが、どちらも根強い人気を誇るバイクです。購入を検討している人は、自分の用途に合ったモデルを選ぶと満足度が高まるでしょう。
スーパーカブをクロスカブ化する? どっちを買うか迷う人へのまとめ
- スーパーカブは燃費と実用性に優れ、街乗りや通勤向けのモデル
- クロスカブはアウトドア向けのデザインで、ツーリングにも適している
- スーパーカブにはレッグシールドがあり、防風性・防雨性が高い
- クロスカブはハンドルが高く、視界が広くて乗車姿勢が快適
- シート高はクロスカブの方が高く、足つきに不安がある人には向かない
- クロスカブはブロックタイヤを採用し、未舗装路での安定性がある
- スーパーカブは軽快なハンドリングで街乗りに最適
- ハンターカブは荷物を多く積め、長距離ツーリング向けの装備が充実
- スーパーカブ110は原付二種であり、高速道路は走行不可
- クロスカブは「飽きる」と言われることもあるが、カスタム次第で楽しめる
- クロスカブの納車待ちは数ヶ月以上になることが多い
- スーパーカブをクロスカブ化するには外装やハンドルのカスタムが効果的
- どちらもカスタムパーツが豊富で、用途に合わせて改造しやすい
- 乗り心地や用途の違いを理解し、自分のライフスタイルに合った選択が重要
- 購入前に試乗や店舗での確認を行い、足つきや乗り心地を確かめるとよい
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