グロム買わない理由は?ボアアップで壊れる?200cc化は出来るかについて解説

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ホンダ・グロムは125ccクラスの中でも高い人気を誇るミニバイクですが、一部では「買わない理由」や「ボアアップで壊れる」といった懸念を持つ声も聞かれます。特にグロムを200cc化したいと考えている方にとっては、耐久性や故障リスクが気になるところでしょう。

本記事では、「グロム買わない理由は?ボアアップで壊れる?200cc化は出来るか?」と疑問を持っている方に向けて、グロムの基本スペックからカスタムの実情、さらには200cc化の可否や実際のトラブル事例までをわかりやすく解説します。

グロムの魅力を再確認しつつ、購入前やボアアップを検討するうえで知っておきたい注意点も詳しく紹介していますので、迷っている方はぜひ参考にしてください。

記事のポイント

  • グロムを買わない理由やデメリット
  • ボアアップによる故障リスクと注意点
  • 200cc化の可否と実現に必要な対策
  • グロムのスペックやカスタム時の課題
バイク王
目次

グロム買わない理由は?ボアアップで壊れる?200cc化は?

  • グロムの基本スペック
  • 燃費はリッター何キロ?
  • 4速の最高速は?
  • 買わない理由は?
  • ボアアップで壊れる事例は
  • 181ccの耐久性と故障リスク
  • 200cc化は目指せるのか?
  • JC92の注意点
  • ボアアップのデメリットと整備負担

グロムの基本スペック

ホンダ・グロムは、125ccクラスに属するコンパクトな原付二種バイクです。
車体は全長1,760mm、ホイールベース1,200mmと非常に短く、取り回しのしやすさが特徴です。車重は103kg程度と軽量で、女性やバイク初心者でも扱いやすい設計となっています。

エンジンは空冷4ストローク単気筒で、SOHCの2バルブ方式を採用。2021年モデル(JC92)からは5速ミッションに進化し、以前の4速モデルと比べてギアの繋がりや加速性能が向上しています。

ブレーキは前後ディスクブレーキで、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を装備しているモデルもあり、安全性も考慮されています。
タイヤサイズは前後とも12インチで、街中の細い道や段差のある道路にも強い足回りが魅力です。

このように、グロムは軽快な走行性能と都市部での利便性を重視した仕様となっており、通勤やちょっとしたツーリングに適したバイクです。

燃費はリッター何キロ?

グロムの燃費は、平均してリッターあたり約55~70kmと非常に優秀です。
この数値は、信号の多い街中を走るケースでも50km/L前後、高速域の少ない郊外やバイパスでは70km/Lを超えることもあります。

これは、125ccの小排気量エンジンが低燃費設計になっているためです。さらに、軽量な車体や効率的なエンジン制御が、無駄な燃料消費を抑えてくれます。

ただし、ボアアップや吸排気系のカスタムを施すと、燃費が悪化する可能性もあります。特にインジェクターやマフラーの変更で空燃比が変わると、リッター40km台まで落ち込むこともあるため注意が必要です。

つまり、ノーマル状態では非常に経済的なバイクであるものの、カスタム次第で燃費性能が大きく左右される点は理解しておくべきです。

4速の最高速は?

4速ミッションのグロム(旧型・JC61やJC75)では、最高速度は平地でおおよそ90km/h前後が目安です。
ただし、この数値は体重や風の抵抗、道路の傾斜などによっても変動します。

坂道や向かい風の影響があると80km/hを下回ることもあり、逆に追い風や軽量ライダーの場合は95km/h近く出るケースも見られます。とはいえ、4速だとエンジン回転数が高く、振動や騒音が増すため、安定して走れる実用域は70〜80km/h程度と考えるのが現実的です。

これに対し、2021年から登場した5速ミッションのJC92型では、ギア比が最適化されたことで高速域の伸びや巡航性能が改善されました。もし高速走行を重視するのであれば、5速化されたモデルを選ぶ価値があります。

買わない理由は?

グロムを買わない理由として多く挙げられるのは、「高速性能の不足」「長距離での快適性の低さ」「見た目の好みが分かれる」という3点です。
まず、125ccという排気量では、高速道路の走行が法律上できません(※ナンバー登録変更をすれば可能)。そのため、ツーリング中心のユーザーには向かないケースがあります。

次に、コンパクトな車体設計のためシートが小さく、長時間乗るとお尻や腰に負担がかかるという声も少なくありません。サスペンションの硬さも相まって、長距離には不向きという印象を持つ人もいます。

また、デザイン面ではユニークで可愛い印象がある一方、「恥ずかしい」「子供っぽい」と感じるユーザーも一定数いるようです。
グロムはどちらかというと街乗りや近距離移動を楽しむバイクのため、使い方によっては不満が出やすいとも言えます。

ボアアップで壊れる事例は

グロムをボアアップすると、エンジンの各部品に負荷が増し、故障するリスクが高まります。
実際のトラブル例としては、ピストンとシリンダーの焼き付きクランクシャフトの破損クラッチの滑りなどが報告されています。

これらは排気量をアップすることでトルクや出力が増える反面、純正パーツの耐久設計を超えることが原因です。特に、ピストン径を大幅に広げるようなキット(180cc前後)を使用する場合、冷却性能や内部のクリアランス管理が非常にシビアになります。

さらに、FIコン(燃調コントローラー)の取り付け不備や、誤ったマップ設定も壊れる原因になりやすいです。
つまり、ボアアップは性能向上の反面、整備技術やパーツ選びに失敗すると、すぐに大きな損傷へつながる可能性があるということです。

181ccの耐久性と故障リスク

グロムを181ccまでボアアップした場合、確かに出力や加速性能は大きく向上しますが、その反面、耐久性には注意が必要です。
排気量が50cc以上も増えることで、エンジン内部の部品は常に高負荷で動作し、クランクシャフトの曲がりコンロッドのフレなどが発生しやすくなります。

また、オイルクーラーの追加を怠ったり、純正のままのクラッチやインジェクターを使い続けると、エンジン温度が異常に上昇し、早期摩耗や焼き付きの原因となります。

このようなハイチューン状態では、耐久性よりも性能重視になるため、長期間の安定運用は難しいケースもあります。
「週末だけ乗る」「短距離で楽しむ」といった用途であれば問題ないかもしれませんが、通勤など毎日使う人には向いていないかもしれません。

200cc化は目指せるのか?

グロムを200ccまで排気量アップすることは物理的には可能ですが、ハードルはかなり高めです。
社外のボアアップキットや強化パーツを用いれば、排気量を180cc以上に引き上げることはできますが、200ccに到達するにはシリンダー・ピストンの大幅な変更だけでなく、クランクシャフトやコンロッドの強化吸排気系の再設計も必要です。

さらに、ECUの書き換えやインジェクターの大容量化など、燃調セッティングもシビアになります。これらの工程には高度な整備スキルが求められ、一般ユーザーがDIYで対応するのは困難です。

また、200ccを超えると車検の対象になるため、ナンバー区分や保険制度も変わります。
排気量アップのメリットが大きい一方で、費用や維持の負担も増えるため、明確な目的がなければ現実的ではないと感じるユーザーも多いでしょう。

JC92の注意点

グロムJC92型(2021年~)は5速ミッションを搭載し、改良された新型エンジンが魅力ですが、購入・カスタム時にはいくつかの注意点があります。
まず、従来モデル(JC61/JC75)とのパーツ互換性がほとんどないため、カスタムパーツを選ぶ際には「JC92専用」と明記されたものを選ぶ必要があります。

次に、ECU(エンジンコントロールユニット)の制御がより細かくなっている関係で、ボアアップやマフラー交換などのカスタムに対してエラーが出やすいという報告があります。対応にはFIコンなどのサブコンや、ECUの書き換えが必要になるケースが増えています。

さらに、排気ガス規制の影響で燃調が薄めに設定されており、高負荷時の発熱量が多くなる傾向があります。オイル管理や冷却系の強化は、ノーマルでも重要とされるポイントです。

ボアアップのデメリットと整備負担

ボアアップには加速性能やトルクの向上といった魅力がありますが、それと引き換えに整備や維持面での負担が大きくなるのは避けられません。
まず、排気量が増えることでエンジン内部の摩耗が早くなるため、オイル交換の頻度を増やす必要があります。ノーマルのような年1回では足りず、場合によっては1,000kmごとの交換が推奨されます。

次に、排気量アップにより燃焼温度が上がるため、オイルクーラーの装着や冷却強化がほぼ必須になります。これを怠ると、ピストンやバルブに異常が出やすくなります。

また、燃料噴射量や点火時期もノーマルでは合わなくなるため、FIコンやフルコンのセッティング調整が必要です。この工程には専門知識と機材が求められ、費用も高額になりがちです。

加えて、強化クラッチやインジェクターの交換も検討することになるため、一部のDIYユーザーには手に負えない作業内容となることがあります。
ボアアップの性能メリットは魅力ですが、気軽に手を出すと予想以上の手間やコストが発生する点には注意が必要です。

グロム買わない理由は?ボアアップで壊れる?200cc化は必要?

  • ボアアップ後の高速道路での実力
  • 最高速と快適性の限界
  • 中古購入の注意点
  • 人気の理由と魅力的なスペック
  • 慣らし運転は走行距離でどのくらいですか?
  • ECUリセット後は何をすればいい?
  • 売る相場はいくら?
  • グロムのライバルは?
  • モンキーかグロム買うならどっち?

ボアアップ後の高速道路での実力

グロムをボアアップすることで、高速道路でも十分走れる性能が手に入ります。特に、145ccや181ccまで排気量を引き上げた車両では、合流や追い越し時の加速が明らかに改善されます。

ノーマルの125ccでは高速道路の法定速度(80~100km/h)を維持するのがやっとですが、ボアアップ車ならスロットルに余裕を持ちながら巡航が可能です。特に181cc仕様では、平地での巡航速度が安定し、登り坂でも速度低下が少なくなります。

ただし、あくまで車体はミニバイク設計なので、車線変更時の横風や路面のギャップに敏感なのは変わりません。また、排気量を超える出力を出すため、エンジンに無理がかかりやすく、長時間の高速走行ではオイル温度や冷却対策が重要になります。

ナンバー登録を普通自動二輪(白ナンバー)へ変更すれば、法的にも高速道路の走行が可能となる点も忘れずに押さえておきましょう。

最高速と快適性の限界

グロムの最高速はノーマルで90〜100km/h、ボアアップ後は仕様によっては120km/h前後まで伸びることがあります。ただし、スピードが出せるからといって、快適に走れるわけではありません。

小径12インチタイヤと軽量な車体は、スピードが上がるにつれて安定性が下がります。特に、100km/h以上になるとハンドルがフラついたり、風圧の影響を強く感じたりする場面も多くなります。

また、エンジンも高回転を維持することになるため、振動が大きくなり疲れやすいのが現実です。サスペンションのストロークも短いため、路面の凹凸を拾いやすくなり、長距離移動には向きません。

つまり、ボアアップによって速度の余裕は出るものの、乗り心地や安定性の面では限界があるということです。快適さよりも「走る楽しさ」を求める人に向いた仕様と言えるでしょう。

中古購入の注意点

グロムの中古車を購入する際には、カスタム歴とメンテナンス状況の確認が最も重要です。特にボアアップ済みの車両は、見た目では分からない内部の劣化や組み付け精度に注意が必要です。

例えば、ボアアップされていても純正のECUのままでは、燃調が適正でない可能性があります。この場合、エンジンがオーバーヒート気味になっていたり、ピストンやバルブに異常があるかもしれません。

また、強化クラッチやオイルクーラー、FIコンなどの周辺パーツが適切に取り付けられているかも重要です。整備記録が残っているか、ショップでの施工か、個人のDIYかも購入判断のポイントになります。

一方、ノーマル状態でも、エンジン音やアイドリングの安定性、クラッチの繋がりなどはしっかりチェックしておきましょう。見た目がキレイでも内部が摩耗していることは十分あり得ます。

事前にバイクショップでの点検や、信頼できる出品者から購入することが、トラブルを避ける一番の方法です。


人気の理由と魅力的なスペック

ホンダ・グロムが高い人気を集める理由は、「扱いやすさ」「カスタムの自由度」「維持費の安さ」がバランスよく揃っているからです。
まず、全長1760mm、車重約103kgというコンパクト設計により、小柄な人でも取り回しが簡単。街中や狭い路地でもスムーズに走れることが、初心者からベテランまで幅広い層に評価されています。

さらに、倒立フォーク・ディスクブレーキ・デジタルメーターなど、125ccクラスとしては装備が非常に充実しているのも魅力です。
2021年モデル(JC92)からは5速ミッションが採用され、よりスムーズな加速と高速域での余裕が加わりました。

また、グロムはカスタムパーツの種類が豊富で、エンジン・外装・足回りなど好みに合わせて細かく仕上げられます。
燃費性能も50〜70km/Lと優秀なため、日常の足としても経済的です。これらの要素が合わさることで、グロムは「小さいけど本格派」として、根強い人気を保ち続けています。

慣らし運転は走行距離でどのくらい?

グロムの慣らし運転は、目安として500〜1,000km程度を目安に行うのが一般的です。
新車やボアアップ直後のエンジンは、金属部品同士が馴染んでいないため、最初の走行期間は急激な高回転や長時間の全開走行を避ける必要があります。

具体的には、最初の500kmまでは4,000〜6,000回転を上限に抑え、なるべく一定回転にならないよう緩やかに加減速を繰り返すのがポイントです。
その後、500km以降は徐々に回転数を上げていき、1,000kmを過ぎたあたりで通常運転へ移行すると安心です。

また、慣らし期間中はオイルの金属粉が多く出やすいため、最初のオイル交換は300〜500km以内に行うと、エンジンを長持ちさせる効果が期待できます。

ECUリセット後は何をすればいい?

グロムのECU(エンジンコントロールユニット)をリセットした後は、「初期学習」や「アイドリング安定化」のための手順をしっかり行う必要があります。
まず、リセット直後はセンサー値や燃料噴射マップが初期状態に戻るため、エンジン始動後にすぐ走り出すのは避けた方が安全です。

エンジンをかけたら、3〜5分ほどアイドリングを安定させてから、軽く走行するのが基本です。走り出してからも急激なスロットル操作は避け、しばらくは街乗り程度のペースで走行し、ECUに最適な状態を覚えさせる期間を設けます。

特にカスタム車(ボアアップやマフラー交換など)の場合、FIコンや書き換えECUを使っているなら、マッピングの再設定や動作確認も忘れずに行いましょう。設定ミスがあると、アイドリング不安定やエンストの原因になるため注意が必要です。

売る相場はいくら?

グロムの売却価格は、年式・走行距離・カスタム状況によって大きく変動します。
一般的な相場では、状態の良いノーマル車両で15万〜30万円前後が目安です。新型のJC92型や、走行距離が少ない車体は30万円以上で売れるケースもあります。

一方で、カスタムが多い車両は「プラス査定」となることもあれば、「マイナス評価」になる場合もあります。これは、カスタム内容が純正パーツと交換されているために、買い手側がメンテナンスに不安を感じやすいためです。

買取業者や一括査定サイトを活用すれば、複数の業者から価格比較ができるので、相場を把握しやすくなります。また、人気の色や限定モデルは査定が高くなる傾向があります。

グロムのライバルは?

グロムと同じ125ccクラスで、よく比較されるライバル車はカワサキ・Z125 PROスズキ・GSX-R125ヤマハ・XSR125などが挙げられます。
中でもZ125 PROは特にスタイルやコンパクトさが似ており、ライバルとしてよく比較対象にされています。

また、スポーティな走りを求めるユーザーにはGSX-R125やYZF-R125といったフルカウルモデルが候補になることもありますが、これらはグロムに比べて価格が高めで、ポジションもやや前傾になるため、用途が少し異なります。

街乗りやカスタムを楽しみたい人にはグロムやZ125 PRO、走行性能やツーリング性能を重視するならCB125RやGSX-R125といった選択肢が人気です。

モンキーかグロム買うならどっち?

モンキー」と「グロム」は同じホンダの原付二種で、排気量も装備も似ていますが、目的によって選び方が分かれます。

街乗りやレジャー用途で「のんびりと楽しみたい人」にはモンキー125がおすすめです。アップライトなポジションとレトロなデザインで、見た目重視の方や女性ユーザーにも人気があります。

一方、通勤やスポーティな走り、カスタムを楽しみたいならグロムが向いています。グロムはよりアグレッシブなライディングポジションで、5速ミッションやデジタル装備もあり、走りの自由度が高いモデルです。

どちらも燃費は非常に優秀ですが、見た目重視=モンキー/走り重視=グロムと覚えておくと選びやすいでしょう。価格帯も近いため、実車を見てポジションやサイズ感を確かめるのがおすすめです。

モンキーについて興味がある方はこちらの記事もおすすめです。

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グロムを買わない理由やボアアップで壊れる・200cc化の注意点まとめ

  • グロムはコンパクトで取り回しに優れるが、高速性能は控えめ
  • ノーマル状態の燃費は50〜70km/Lと非常に優秀
  • 旧型4速モデルの最高速は90km/h前後が目安
  • 125ccでは高速道路を走行できず、長距離移動には不向き
  • 「見た目が恥ずかしい」と感じるユーザーも一部存在
  • ボアアップによる焼き付きやクラッチ滑りの事例がある
  • 181cc化で加速力が向上するが耐久性は下がる傾向
  • 200cc化には大幅なパーツ交換と高い整備技術が必要
  • JC92型は従来モデルとパーツ互換性がほとんどない
  • ECUの制御がシビアで、カスタム時にエラーが出やすい
  • ボアアップ車はオイル管理と冷却強化が必須
  • 高速道路での巡航は可能だが、安定性と快適性に限界がある
  • 中古購入時はカスタム履歴と整備記録を必ず確認すべき
  • グロムは軽量・高装備・低燃費で街乗りに適したバイク
  • モンキーとの違いは見た目と走りの方向性にある
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