モンキー125は、コンパクトでレトロなデザインが魅力のバイクだが、カスタムの自由度が高いことでも人気がある。特に、二人乗り仕様へのカスタムを検討している人にとって、どのようなパーツが必要なのか、どこで施工すれば安全に乗れるのかは重要なポイントだ。
本記事では、モンキー125は二人乗り可能?おしゃれにカスタムするためには?専門店等を解説します。必要なカスタムパーツや取り付け方法、おすすめの専門店についてはもちろん。モンキー125は標準では1人乗り仕様だが、適切なカスタムを施すことで、二人乗りが可能になる。タンデムシートやタンデムステップ、ロングシートなど、二人乗りに必要なパーツの選び方を解説し、専門店でのカスタムのメリットについても紹介する。
また、おしゃれなカスタムを施すことで、モンキー125のデザイン性を損なわずに二人乗り仕様にできる点も魅力だ。専門店の選び方や、カスタムの依頼方法、DIYとの比較なども含めて詳しく解説するため、モンキー125を二人乗り仕様にしたいと考えている人はぜひ参考にしてほしい。
記事のポイント
- モンキー125を二人乗り仕様にするためのカスタム方法や必要なパーツを理解できる
- おしゃれなカスタムを施すための専門店の選び方や依頼方法が分かる
- 二人乗りに関する法律や違反にならないための手続きが理解できる
- 専門店とDIYのメリット・デメリットを比較し、自分に合ったカスタム方法を選べる
モンキー125は二人乗り可能?おしゃれにカスタム出来る専門店情報とは?
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- モンキー125とは
- モンキー125は何人乗り?
- モンキー125の二人乗り(タンデム)は違反?
- 二人乗りシートの選び方
- タンデムステップ取り付け方法
- タンデムキットのおすすめ
- 二人乗り仕様にする専門店情報
モンキー125とは
モンキー125は、ホンダが製造する原付二種(125ccクラス)の小型バイクです。コンパクトな車体とレトロなデザインが特徴で、1970年代の初代モンキーを現代風にアレンジしたモデルとなっています。小回りが利くため街乗りに適しており、カスタムの自由度が高いことからバイク初心者からベテランライダーまで幅広く支持されています。
エンジンは空冷4ストローク単気筒で、燃費性能にも優れています。さらに、前後ディスクブレーキや倒立フォークといった装備を搭載し、安全性や走行性能も向上。シート高が低めに設計されているため、身長に関係なく扱いやすいのも魅力です。見た目の可愛らしさに反して、しっかりとした走行性能を持つことから、レジャーや通勤・通学用途としても人気があります。
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モンキー125は何人乗り?
モンキー125は標準仕様では1人乗り専用のバイクです。メーカーが設定した乗車定員は「1名」となっており、純正のシート形状やフレーム構造も1人乗り用に設計されています。つまり、ノーマルの状態ではタンデム(二人乗り)はできません。
ただし、専用のカスタムパーツを取り付けることで二人乗りに対応させることも可能です。具体的には、タンデムシート・タンデムステップ・グラブバー(つかまる部分)を追加し、必要に応じて車両登録の変更を行うことで、安全に二人乗りができる仕様へと変更できます。特に、荷重の増加に対応するため、リアサスペンションの強化なども検討するとより安定した走行が可能になります。
モンキー125の二人乗り(タンデム)は違反?
モンキー125をノーマルのまま二人乗りすることは違反となります。日本の道路交通法では、バイクの乗車定員はメーカーの仕様に準じるため、1人乗り設定のモンキー125をそのまま二人乗りすることは法律違反です。これに違反すると、「乗車定員超過」として取り締まりの対象になります。
ただし、適切なカスタムを施し、正式な手続きをすれば合法的に二人乗りが可能です。具体的には、タンデムシートやステップなどの装備を追加し、陸運局で「構造変更」の申請を行うことで、乗車定員を2名に変更できます。これにより、公道での二人乗りが認められます。
なお、改造後に二人乗りをする際は、安全性を確保するためにリアサスペンションの強化やブレーキのメンテナンスを怠らないことが重要です。また、125ccのバイクは高速道路では二人乗りが禁止されているため、一般道のみでの使用となる点にも注意が必要です。
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二人乗りシートの選び方
モンキー125で二人乗りをするには、専用のタンデムシートを取り付ける必要があります。選ぶ際には、サイズ・クッション性・デザイン・耐久性の4つのポイントを意識すると、快適な乗り心地を実現できます。
まず、サイズは長めのものを選ぶと、ライダーと同乗者が安定しやすくなります。特に、純正シートよりも全長が長いロングシートがおすすめです。次に、クッション性の高いシートを選ぶことで、長時間の走行でもお尻の痛みを軽減できます。
また、デザインはバイク全体の雰囲気に合うものを選ぶと統一感が出ます。クラシックスタイルならレザー調、スポーティーな仕様ならタックロールデザインなどが人気です。最後に、耐久性の面では防水・防汚加工が施されたシートを選ぶと、長く使い続けることができます。
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タンデムステップ取り付け方法
モンキー125にタンデムステップを取り付けるには、車体にステップを固定するための専用ブラケットを設置する必要があります。通常、純正の状態ではステップ取り付け用の穴がないため、まずはタンデムステップ対応のフレームブラケットを用意しましょう。
取り付けの手順は次の通りです。
- 車体の確認:フレームのどの部分にステップを固定できるかを確認します。
- ブラケットの装着:ボルトでフレームにブラケットを固定し、しっかりと締めます。
- ステップの取り付け:ブラケットにステップをセットし、ボルトで固定します。
- 動作確認:しっかりと固定されているか、踏んだ際にズレがないかを確認します。
取り付けの際は、トルクレンチを使って適切な締め付けトルクで固定することが大切です。また、走行前に増し締めを行い、安全性を確保しましょう。
タンデムキットのおすすめ
モンキー125を二人乗り仕様にするためには、タンデムキットを活用するとスムーズにカスタムできます。タンデムキットには、タンデムシート・タンデムステップ・グラブバーがセットになっているものが多く、必要なパーツがまとめて手に入るため、初心者にもおすすめです。
選ぶ際のポイントは、適合モデル・デザイン・強度の3点です。モンキー125の型式(JB02/JB03など)に適合しているかを確認し、バイクのスタイルに合うデザインを選びましょう。また、ステップやグラブバーの素材がスチール製やアルミ製であると強度があり、安心して使用できます。
人気のタンデムキットには、SP武川やキタコといったメーカー製のものがあり、品質が高く信頼性があります。取り付けも比較的簡単なので、DIYでのカスタムにも適しています。ただし、キットの中にはシートのみのものや、ステップが別売りのものもあるため、購入前に内容をよく確認することが重要です。
二人乗り仕様にする専門店情報
モンキー125を二人乗り仕様にカスタムする場合、専門店での対応が安心です。特に、タンデムシートやステップの取り付けだけでなく、構造変更の手続きまでサポートしてくれる店舗を選ぶとスムーズに進められます。
専門店を選ぶ際のポイントは、カスタム実績・取り扱いパーツ・アフターサポートの3つです。例えば、モンキー125のカスタム実績が豊富な店舗なら、適切なパーツの提案や取り付け時の注意点をアドバイスしてくれます。また、SP武川やキタコ製のパーツを取り扱っているかも確認すると、品質の高いカスタムが可能です。
全国展開しているショップとしては、ナップス・ライコランド・2りんかんなどがあり、パーツの取り寄せや取り付けも依頼できます。さらに、カスタム専門の個人ショップでは、細かい調整やオリジナル仕様の提案を受けられることもあるため、自分の希望に合う店舗を探すことが重要です。
モンキー125は二人乗り可能?カスタムをおしゃれにする専門店に任せるべき?
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- 二人乗りと比較した違い
- ロングシートのメリットとデメリット
- カスタム専門店の選び方
- 専門店かDIYかどっち?
- オイルクーラーは必要?
- 口コミ・感想レビュー
二人乗りと比較した違い
モンキー125は基本的に1人乗り仕様ですが、カスタムによって二人乗りも可能になります。そこで、1人乗りと2人乗りの違いを理解しておくと、カスタムの方向性を決めやすくなります。
1人乗りの最大のメリットは、軽量かつシンプルな構造で取り回しやすいことです。車体がコンパクトなため、小回りが利き、通勤や街乗りに適しています。一方、二人乗りにする場合はシートの延長・ステップの追加・サスペンションの強化などが必要になります。そのため、車重が増え、取り回しがやや難しくなる可能性があります。
また、燃費や走行性能の違いも考慮すべきポイントです。1人乗りならエンジンへの負担が少なく、燃費も良好ですが、2人乗りでは重量増により燃費が若干悪化することがあります。さらに、リアサスペンションが1人乗り用のままだと、後部に負担がかかりやすいため、快適な乗り心地を求めるなら強化パーツを導入すると良いでしょう。
ロングシートのメリットとデメリット
モンキー125を二人乗り仕様にする際に、多くのライダーが選ぶのがロングシートです。このシートは、ノーマルよりも座面が長く設計されており、タンデム走行や快適性向上に役立ちます。
メリットとして、まず二人乗りが可能になる点が挙げられます。ノーマルシートは1人用ですが、ロングシートならタンデム走行がしやすくなり、乗車スペースに余裕が生まれます。さらに、クッション性の高いシートを選べば、長時間のライディングでも疲れにくくなるため、ツーリングにも向いています。
一方で、デメリットも考慮する必要があります。まず、デザインのバランスが変わる点です。モンキー125の可愛らしいシルエットを重視する場合、ロングシートにすることでバイク全体の印象が変わる可能性があります。また、シート高が変わることで足つきが悪くなることもあるため、身長に合わせた選択が必要です。
ロングシートを選ぶ際は、厚み・材質・デザインを考慮し、乗り心地とスタイルのバランスを取ることが大切です。
カスタム専門店の選び方
モンキー125の二人乗りカスタムを依頼する場合、専門店選びが重要になります。特に、パーツの取り付けだけでなく、安全性や構造変更の手続きまで対応できる店舗を選ぶことで、スムーズにカスタムが進められます。
選ぶ際のポイントは、実績・取扱パーツ・対応範囲の3つです。まず、モンキー125のカスタム実績が豊富な店舗を選ぶことで、仕上がりの品質が安定します。また、キタコやSP武川といった信頼性の高いメーカー製パーツを扱っているかも重要です。最後に、構造変更が必要な場合に対応可能かどうかを確認しておくと、後から手間がかかる心配がありません。
全国チェーンのナップスや2りんかんでは、パーツ購入から取り付けまで依頼できるため、手軽にカスタムを進めたい方におすすめです。一方で、個人経営の専門店では細かい調整やオリジナルカスタムにも対応できるため、こだわりのあるカスタムをしたい場合に向いています。
専門店かDIYかどっち?
モンキー125のカスタムは、専門店に依頼するかDIYで取り付けるかの選択肢があります。それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
専門店に依頼するメリットは、プロによる確実な施工と安全性の確保です。特に二人乗り用のカスタムでは、タンデムシートやステップの取り付け、フレーム補強が必要になることもあるため、適切な工具や知識がないと取り付けミスが発生する可能性があります。また、構造変更の手続きもスムーズに進められるため、手間を省きたい人におすすめです。
DIYのメリットは、コストを抑えられることとカスタムの自由度が高いことです。自分で取り付けを行えば、工賃がかからず、パーツ選びの自由度も上がります。ただし、タンデムステップの取り付けには専用のブラケットが必要になったり、作業に工具が必要だったりするため、初心者にはやや難易度が高い部分もあります。
簡単なパーツ交換ならDIY、フレーム補強や安全性が求められるカスタムなら専門店を利用すると良いでしょう。
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オイルクーラーは必要?
モンキー125のカスタムを考える際、オイルクーラーを装着するべきか迷う人も多いでしょう。結論から言えば、街乗りメインなら不要、長距離や高回転を多用するなら装着がおすすめです。
モンキー125のエンジンは空冷式で、通常の走行ではオーバーヒートしにくい設計になっています。しかし、夏場の渋滞・高回転での連続走行・エンジンのパワーアップ(ボアアップ)を行う場合、油温が上がりやすくなり、エンジンの負担が増えることがあります。このような状況では、オイルクーラーを装着することでエンジンの冷却効果を高め、耐久性を向上させることができます。
ただし、オイルクーラーを取り付けると、重量が増える・メンテナンスが必要になる・取り付けスペースを確保しなければならないといったデメリットもあります。そのため、普段の走行環境を考慮し、本当に必要かどうかを判断することが重要です。
口コミ・感想レビュー
モンキー125のカスタムに関する口コミを見ると、二人乗り仕様にすることで利便性が向上したという声が多く見られます。特に、ロングシートを取り付けたユーザーからは、「乗り心地が良くなった」「見た目のバランスが変わるが、実用性が向上した」といった意見が寄せられています。
一方で、タンデムステップの取り付けに関しては、「フレーム補強が必要になる場合がある」「取り付けが意外と難しい」といった声もあります。DIYでの取り付けに挑戦したものの、結局専門店に依頼した方が早かったというレビューもあるため、作業難易度については事前に確認しておくことが大切です。
また、オイルクーラーについては、「夏場の長距離走行で安心感が増した」という意見がある一方で、「街乗りメインなら不要だった」という口コミもあります。使用環境に応じたカスタムが重要であることがわかります。
総じて、モンキー125のカスタムは自由度が高く、多くのユーザーが用途に合わせたカスタムを楽しんでいることが口コミからも伝わります。
モンキー125の二人乗りカスタムをおしゃれにする専門店の選び方と手順のまとめ
- モンキー125はホンダの原付二種で、コンパクトなレトロデザインが特徴
- 標準仕様では1人乗り専用で、タンデム(二人乗り)は不可
- 二人乗りをするには、シートやステップなどの専用パーツが必要
- ノーマルのまま二人乗りすると道路交通法違反になる
- 二人乗り対応のカスタム後は、構造変更の手続きが必要
- タンデムシートはサイズ・クッション性・デザインを考慮して選ぶ
- タンデムステップの取り付けには専用ブラケットが必要
- タンデムキットを利用すると、必要なパーツをまとめて揃えられる
- 二人乗り仕様へのカスタムは専門店に依頼すると安心
- 1人乗りと比べると、二人乗りは車重増加で燃費が若干悪化する
- ロングシートを使用するとタンデムが快適になるが、デザインが変わる
- カスタム専門店を選ぶ際は、実績・取扱パーツ・対応範囲を確認する
- DIYでのカスタムはコストが抑えられるが、技術や工具が必要
- オイルクーラーは長距離や高回転を多用する場合に役立つ
- 口コミでは、二人乗りカスタムの快適性向上の評価が多い
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